建築会館における地震記録の公開(会告)

構造委員会    委員長:高梨晃一
振動運営委員会  主 査:南 忠夫
強震観測小委員会 主 査:北川良和


 構造委員会振動運営委員会強震観測小委員会(旧 地震災害委員会強震観測運営委員会強震データ小委員会)では,地震観測記録を有効に活用するため,地震動・地盤震動特性の解明を目指し種々の角度から研究を続けてまいりました.また,建築会館地下1階の図書館では,1992年より(株)アカシ,(株)勝島製作所,応用地震計測(株),(株)東京測振の協力により同一基礎上に4台の地震計を設置して,強震観測を実施しております.本委員会では、ワーキンググループを設置して観測記録の収集・整理だけでなく,記録の公開・活用に向けて努めてまいりました.このたび,建築会館において記録された貴重な観測記録を公開し,地震研究の推進に役立てるとともに,広く関連研究分野で活用していだくこととなりました.対象とした地震は,東京で震度3以上の図−1および図−2に示す12地震であり,地震および観測記録の諸元は表−1にまとめて示してあります.
 公開の方法は、インターネットを介して建築学会のホームページ上で,下記の要領で行うことといたしました.使用上のルールを十分ご理解のうえ,活用されることを希望します.


地震記録の公開



会告のように,地震記録を公開します.今回公開する記録の整備は旧地震災害委員会強震観測運営委員会強震データ小委員会(主査 瀬尾和大東京工業大学教授)内に設置したWGの以下に示す委員が担当しました.

小林孝至(西松建設技術研究所)
斉藤芳人(前田建設工業技術研究所)
土肥 博(NTTファシリティーズ研究開発部)
日比野浩(大成建設技術研究所)
(五十音順)